1979年生まれ
きゅう師
はり師
<温灸療法を行うきっかけ>
温灸療法を行うようになったきっかけは、自分自身が虚弱体質だったからです。
今は改善しているのですが、足の冷えがきつく困っていました。
また体が弱かったため、日常生活でも苦労したり、精神的に悩んだりすることも多かったです。
そんな自分の体を治したいと思って、以前から興味があった東洋医学と鍼灸治療を学ぶため、鍼灸学校に入学しました。
自分に合う、そして自分にできる鍼灸治療を探すのは、困難なことでした。
鍼灸学生のころから、鍼やお灸を使って自分で自分の治療を行うようになりました。
最初は失敗することも多かったです。
「何が体を機能させているのか、そして何が体を治すのか」ということを考えながら、自己治療の勉強を行っていました。
自分にとっては、鍼灸の中でも柔らかい熱による温灸療法が安全性が高く、技術的な問題が少なく、効果的だと思いました。
特に自分にはあっていたように感じます。
温灸は健康にとって有効なものだと信じています。
それは自分自身が、温灸の効果を実感しているからです。
自分の経験を生かして、体の不調に苦しんでいる方の役に立てるように施術の研究を行っています。
患者さんの立場を考えて、体に優しいソフトな施術を行っていきたいです。