腹部温灸治療法(へそ温灸)は、東洋医学の神秘ともいえる治療法である。
しかし、自分で治す自然治癒力の手助けをするだけである。
腹部温灸治療法は、温灸器を臍の上に置き、もぐさを燃やし、温めるというシンプルな技法である。
臍のまわりは太陽神経叢と言われていて、自律神経が集中しており、穏やかなもぐさの熱によって自律神経に刺激を与えて、バランスを調整するのに効果が期待できる。
体の血行を良くする働きがあるので、体質改善、体力増強、冷え症などの改善が期待できる。
臍の緒はどこの内臓器官ともつながりがない、神秘な存在といわれている。
腹部温灸治療法は、温灸器で臍の上を温めて、自律神経に刺激を与え、脳の神経へ伝える。
そして脳から内臓器官に指令を出し、活性化させることができる。
このシンプルな治療法は、血行機能の障害と新陳代謝の障害を取り去り、体質の改善ができる。
穏やかなもぐさの熱が、自律神経や脳へと指令を出す。
さらに脳から内臓に活発に働くように指令が出す。
もぐさの成分が皮膚の気孔から腸の血管に浸透し、血行を良くする。
内臓が活発になり自然治癒力が高まり、血行機能や新陳代謝を良くし、体質の改善が期待できる。