最近は、黄帝灸法という方法について、興味がある。
この灸法を調べると、扁鵲心書の話がある。
生命を保つ方法は第一に灸法であるらしい。
臍下に300壮や、涌泉に50壮、中脘に400壮などとある。
少数穴多壮灸である。
臍下とは、温灸的には、気海、石門、関元辺りだと思う。
命門への多壮灸も有効らしい。
中脘に施灸すると、陽気を強くして腎元を助けて、老衰を遅らせて、身体を強くして、健康になる理屈らしい。
灸術式治療法も足とお腹のお腹の温灸を重視している。
竇材は、「扶陽(陽を助けること)」を重視し、灸法などで「脾腎」を「温補」していたらしい。