お灸で自己治療する場合、手足のツボを使うことが多いかもしれない。
ただし、「効かすお灸」というのは簡単ではない。
今後の灸術の研究会では、「手のツボのみを使ったお灸治療」を考えている。
これは、気軽にセルフケアできるお灸である。
ツボはいろいろある。
まずは、「掌丹田」。
これは手の「関元一点灸」レベルにしたいと思っている。
それから、灸術の研究会の独創穴である「裏陽池」。
さらに突き詰めると沢田流が左陽池なら、灸術の研究会は「裏左陽池」である。
そして、「井穴灸」を応用した「中央井穴灸」である。
「中央井穴」とは、爪の根元に設定した灸術の研究会の独創穴である。
これらのツボ療法は、すべて台座灸で行うので、一般の人でも気軽にできるけど、「中央井穴灸」に関しては、治療システムを考える必要があると思っている。
「中央井穴灸」は、自律神経の交感神経と副交感神経のバランス調整である。