以前、「煙によって喘息が出るのではないですか?」という質問があった。
お灸の煙や匂いで喘息症状が悪化する可能性はある。
体に熱を加えることで、炎症が強くなり、喘息症状が出る可能性もあるのではないかと思う。
お灸では喘息の治療法も一応あるが、科学的な有効性はわからない。
「主治医から、鍼は感染リスクが高まるから使い捨て鍼でも、鍼治療は禁止と言われましたよ」という意見もあった。
医師の指示を優先するのは当たり前の話だと思う。
このブログは「お灸のブログ」で基本的には鍼の話は少ない。
まあ、お灸も禁止だと思うけど。
「なんでも、治せる」などとは言ったつもりはないし、「お灸でなんでもできる」とも思っていない。
「血液を含めた体液の流れが悪くなると、それが神経を圧迫して神経の活動が低下したり、ウィルスや細菌の活動が活発になり炎症が起こり、痛みを引き起こす原因になると考えている。お灸で体を温めて、自律神経を正常に近づけて、血液の流れをよくする。血液の流れがよくなれば、脳も内臓も活性化する」いうツイートをした。
問題ツイートをしたかもしれない。
「血液を含めた体液の流れが悪くなると、それが神経を圧迫して神経の活動が低下したり、ウィルスや細菌の活動が活発になり炎症が起こり、痛みを引き起こす原因になると考えている」の科学的な根拠と言われてもなかなか難しい。
納得できない気持ちがわかるけど、原因のひとつと考えている。個人的な考察である。原因もいろいろあると思う。
まず、「血液を含めた体液の流れが悪くなると、それが神経を圧迫して神経の活動が低下」するというのは、血管と神経の走行性からあると思っている。
次に「血液の流れが悪くなると、連動して神経の活動が低下したり、血液やリンパ液の流れが悪くなるとウィルスや細菌の活動が活発になること」はあると思っている。
よって、「体内のウィルスや細菌の活動が活発になり、炎症が起こり、痛みを引き起こす」はあるのではないだろうか。
科学的な根拠というのは、どういう回答を求めているのだろうか。エビデンスだろうか。エビデンスの問題点はないのだろうか。
それから、「お灸で体を温めて、自律神経を正常に近づけて、血液の流れをよくする。血液の流れがよくなれば、脳も内臓も活性化する」はこれは個人的な意見であり、なんでもよくなるという意味ではない。
なぜ、体液の流れが悪くなるのかは、いろいろな理由があると思うのでそれはまだわからない。
神経の活動の低下かもしれない。神経と血液は連動した関係になっていると思う。
なぜ、神経の活動が低下がするのはわからない。脳や血液の関係かもしれない。
遺伝的な問題や外的な要因もあるのかもしれない。
お灸の科学的根拠は、このブログでもいろいろ書いたのでそれを読んでほしいけど、お灸の科学的根拠はないかもしれない。
東洋医学に科学的根拠を求められると厳しい部分はある。
病院の治療を受けているのであれば、それでよいのではないだろうか。
そこまで、過度にお灸に期待する人はいるのだろうか。
このブログでは、「お灸で万病が治せる」などとは言ったつもりはないし、いろいろな可能性を考えて考察や研究しているだけである。
個人的な意見を言わせてもらうと、難病患者はPCやスマホの過度の使用は交感神経の緊張のつながるから、控えた方がいいと思う。
東洋医学的には目と肝の臓は関係があり、消耗するとイライラしやすいし、神経質になりやすい。
PCやスマホの過度の使用は目は疲れるし、目が疲れるということは脳も疲れるのではないだろうか。
それから脈は速くなっているのではないだろうか。極端に脈が弱くなることもあるけど。
お灸治療では極端な理論や手法は避けて、現実的に実践が可能な方法を重視することが大事なのではないかと考えている。
安全性と安定性の高い手法を優先的に考えることが患者の利益にもつながると思っている。