「あらゆる症状は生命力の低下によって生じている」とするとして、関元に多壮灸をすることで、生命力の向上を目指して、その結果として生命力により症状は改善していきます。
体に様々な症状が出るのは、原則としてその部位の異状だけを表わすのではなく、生命力の弱りを示しています。
例えば、変形性膝関節症の変形性は老人性とされていますが、基本的には生命力の弱りによる変形と考えます。
生命力を熱と考えることもできます。
お灸は、熱刺激です。
生命力に火をつけるのは、お灸が理想的です。
関元一点灸では、使うツボは限定されていて、関元一穴のみです。
そのため、「意識」が重要になります。